<概要>
直木賞作家・森絵都の大ベストセラー小説が、最高の映像作品で生まれ変わる!
<ストーリー>
死んだはずの“ぼく”の前に、突如“プラプラ”という天使(?)が現れ
「おめでとうございます。あなたは抽選に当たりました」と話しかけてきた。
大きな過ちを犯して死んだ“ぼく”は、
再び下界へ戻って再挑戦するチャンスを与えられたというのだ。
そして、自分の罪を思いださなければならないと。
こうして、“ぼく”の魂は自殺したばかりの中学生・小林真の体に入り込み、
真として生きることになる。
真の家庭は、一見幸せそうに見えた。
しかし、存在感の薄い父、母は不倫中で、兄は出来の悪い真を馬鹿にして口も聞かない。
その上、学校では内気で友達も無く、成績も最低。
救いようのない毎日を生きていた真は、
秘かに想いを寄せる後輩ひろかが援助交際をしている事実を知り、
自殺したと“ぼく”は知る。
そんな中、
真っぽく振る舞わない“ぼく”と、まわりの関係が少しずつ変わってゆく。
家族、はじめて出来た親友、真をずっと見ていた唄子、そしてひろか。
様々なことが動き出し、そして、“ぼく”は「ある事」に気づく。
灰色一色だと思っていた“真”の世界は、
よく見ると、いろんな色を秘めていた――――
<出演>
冨澤風斗(小林真)
宮崎あおい(佐野唄子)
南 明奈(桑原ひろか)
まいける(プラプラ)
入江甚儀(早乙女)
中尾明慶(小林満)
麻生久美子(真の母)
高橋克実(真の父)