1981年度文化庁こども向けテレビ用優秀映画賞受賞 !
オーストラリアへ向かう途中、船が難破して無人島に漂着したロビンソン一家。
おてんばで好奇心旺盛なフローネとその家族たちが送る、
冒険に満ちたサバイバル生活を描く。
≪収録内容≫
【4話収録】
■第43話 「戻ってきたモートンさん」
日照りに水量の激減と、島に次々と起こる異変を前に、一家は真剣に島からの脱出を考え始めた。
しかし、新しく船を作るにしても、解決しなくてはならない問題が多く、一家は悩んでいた。
そこへタムタムが、モートンさんが戻った事を知らせに来た。
ひどい疲れで参っているモートンさんだが、その口振りは相変わらずだ。 それに怒るアンナ。
そんなモートンさんに、エルンストはある手紙を差し出す …… 。
■第44話 「もう一度船を!」
やはり、1日も早くこの島から脱出する必要がある。
ついにモートンさんとロビンソン一家は力を合わせて、船を作り直し、島から出ようという事になった。
長い航海を覚悟していろんな準備が必要だ。
モートンさんは、フローネやジャックにも仕事を与えて、脱出の準備を始めた。
今度は成功しなければ、誰も助からないかも知れない ―― 。
全員が与えられた仕事に、懸命になって取り組むのだったが …… 。
■第45話 「死なないでロバさん」
ただならぬ暑さが続く中、島を脱出する準備が進む。
一休みしようと水浴びに向かったフローネたちだったが、モートンさんに糸を作る仕事を手伝わされて少々ウンザリ …… 。
やがて、全員の頑張りが実って、立派な船が完成した。 無事に進水式も終えて、フローネを始め、みんなは大喜び。
ところが、船を水に浮かべるために力を振り絞ったロバが倒れ、とうとう最期の時を迎える事になる …… 。
■第46話 「ヤギをすてないで」
脱出の準備は整った。 さあ、いよいよ出発だと思ったら、モートンさんから待ったがかかった。
船出に適した潮の流れが来るまで、出発は見合わせるというのだ。
がっかりするフローネは、さらにモートンさんから厳しい命令を受ける。
船に乗せる余裕のない動物たちを、どこかへ置いてこいというのだ。
これにフローネは断固反対して、全部の動物たちを乗せるんだと言って聞かないのだが …… 。
≪キャスト≫
フローネ : 松尾佳子
おとうさん : 小林修
おかあさん : 平井道子
フランツ : 古谷徹
ジャック : 高坂真琴
タムタム : 塩屋翼
モートン : 永井一郎