≪あらすじ≫
「ある者らの凋落が、ある者らにとっては幸いとなる」
そう歌う吟遊詩人の声が聞こえてくる、思惑渦巻く時代の出来事。
『神聖であり不可侵』とされてきたアルヴェス王国の衰退をみた軍部は、
恐れ多くもクーデターを企てる。
長らく続いていた平和によって戦いを忘れていた王家は、
軍部の勢いに恐れをなし、あっけなく国外に逃亡。
玉座を奪った将軍は、自らの指導こそが正しいのだと示すため、次なる手を考えていた。
一方、そんな喧騒を愉しむように生きる者たちもいた。
望んで争いの中に身を置き、金を得る集団――コルヴォという傭兵団だ。
「金さえ積まれれば国王さえ殺すだろう」といわれている彼らは、
民からの蔑みの視線すらも楽しそうに受け止めてみせる。
コルヴォ傭兵団とは、そうした存在のはずだった。
構成員であるルークスとヴェントが、とある『荷物』を前にするまでは……。
決意と決断の果て――最後の地で、君の名を知る。
≪キャラ紹介≫
【ルークス・フォディーナ】(CV.大谷祐貴)
モルテに拾われ、傭兵となった少年。
最年少ではあるが、幼い頃よりモルテに戦闘技術を叩き込まれたため、
暗器の扱いでは右に出る者がいない。
傭兵団に属しているわりには純情で、素直なところがある。
【ヴェント】(CV.牧野秀紀)
飄々とした雰囲気が漂う、凄腕の剣士。
元はもっと大きな傭兵団にいたらしいが、なぜかモルテの誘いに乗り、
コルヴォに入ってきた。巨乳美女が大好き。
【ローリイ】(CV.梶田裕乃)
『荷物』として運搬を依頼された、謎の美少女。
【モルテ】(CV.成澤卓)
コルヴォ傭兵団の団長。
ヴェントが違う傭兵団にいた頃は、彼と戦ったこともあるが、
今は良き仲間として迎え入れている。仲間に対しては情を見せるが、
敵や裏切り者には容赦しない冷酷な一面もある。
≪キャスト≫
大谷祐貴
牧野秀紀
梶田裕乃
成澤卓
2014年に開催した朗読劇のドラマ化です
※CD版ではルークスエンド DL版ではヴェントエンドになります