<内容>
●あらすじ/犬夜叉たちの前に、新たな物の怪が現れた。無双と名乗るその男、どうやら奈落の分身らしい。
無造作に人を殺してまわる無双を、犬夜叉は斬る。その時、無双はかごめを見て桔梗の名を口にした。
無双の正体は、かつて桔梗が洞窟にかくまい手当てをしていた野盗・鬼蜘蛛だった。
鬼蜘蛛が妖怪に体を差し出し、奈落に変化したあとも、桔梗への執着は奈落の中に残っていた。
その鬼蜘蛛の心が肉体を得て、奈落の体から出てきたのだ。
しかも無双の体は、斬られてもやがて元通りになる、並外れた再生能力を持っていた(第1話)。
●本巻の特徴/犬夜叉は無双と再び対決。心臓を一突きにしようとしたが、神楽や最猛勝が助けに入り、無双は逃げきる。
だがその後、無双は奈落の体の中に再び取り込まれてしまった。
無双は奈落の体のつなぎとして、まだ必要な存在だったのだ。
奈落も犬夜叉同様に半妖だが、弱体化する日は自分で選べるし、体を組み換えながら強くなっていく事ができるという。
その証拠に奈落の結界はさらに力を増し、犬夜叉の“風の傷”を簡単にはばんだ。
犬夜叉はどんな結界でも斬れる技を求め、冥加の言う、西国の百鬼蝙蝠の巣にへと赴く…。
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