<内容>
それは、“文学少女”の願いと祈りの物語――。
「書かなくてもいい。ずっと側にいる」
――そう告げるななせに救われた心葉。
だが、そんな彼を流人の言葉が脅かす。
「琴吹さんのこと、壊しちゃうかもしれませんよ」
……そんな時、突然、遠子が姿を消した。
空っぽの家に残るのは切り裂かれた制服だけ。
心葉は遠子を追えるのか?
露わになってゆく真実に、彼が出す答えとは?
遠子の祈り、叶子の憎しみ、流人の絶望――その果てに秘められた物語が今、明らかになる……!
“文学少女”の物語、堂々終幕!!
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