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≪ストーリー≫
世界大戦の火種がくすぶる昭和12年秋、帝国陸軍の結城中佐によって、スパイ養成部門 “ D機関 ” が極秘裏に設立される。
生え抜きの軍人を尊ぶ陸軍の風潮に反し、機関員として選ばれたのは、東京や京都といった一般の大学を卒業し、
超人的な選抜試験を平然とくぐり抜けた若者たちだ。
彼らは魔術師のごとき知略を持つ結城中佐のもと、爆薬や無電の扱い方、自動車や飛行機の操縦法はもちろん、
スリや金庫破りの技に至るまで、スパイ活動に必要なありとあらゆる技術を身につけ、任地へと旅立っていく。
「 死ぬな、殺すな 」 ―― 目立たぬことを旨とするスパイにとって自決と殺人は最悪の選択肢であるとするD機関は、
陸軍中枢部から猛反発を受けつつも、味方を欺き、敵の裏をかき、世界中を暗躍する。
東京、上海、ロンドン …… 世界各地で繰り広げられるインテリジェンス ・ ミステリー。
≪収録内容≫
第01話 「 ジョーカー・ゲーム 」 ( 前編 )
昭和12年秋、陸軍内部の強い反対の中、結城中佐によってスパイ養成を目的とするD機関が秘密裏に設立された。
参謀本部から監視の密命を受け、D機関に赴いた佐久間中尉が目にしたのは
超人的な選抜試験を平然とくぐり抜けた若者たちだった。
ある日、参謀本部の武藤大佐よりD機関に対し、
親日家で通るアメリカ人ジョン・ゴードンへのスパイ容疑を調査せよとの命が下る。
佐久間とD機関員たちは憲兵隊に扮しゴードン邸の捜査を開始するが …… 。
第02話 「 ジョーカー・ゲーム 」 ( 後編 )
ゴードン邸を捜索する佐久間たちだが、スパイ行為の証拠をどうしても見つけることができない。
そんな中、捜索は二度目だとゴードンが口走ったことで、佐久間はこの任務が武藤によって仕組まれたものだと知る。
武藤は本物の憲兵隊が失敗した捜索をD機関に再度命令することで責任を押し付け、
あわよくばD機関を解体させようと画策していた。
窮地に陥った佐久間は、ふと結城中佐や三好ら機関員の言葉を思い出す。
そして、佐久間はあることに気付く …… !
第03話 「 誤算 」
何も思い出せない …… 。目覚めると、すべての記憶を失っていた。
所持しているパスポートには “ 島野亮祐 ” の名前。入国地はマルセイユ。
かたわらにいた謎の男アランたちによって、現在のフランスがドイツ軍に占領されていることを知る。
アランたちと会話を交わすうちに、 “ 島野 ” は意識の奥底に警戒を呼びかけてくるもう一人の自分がいることに気付く。
いったい自分は何者なのか、なぜここにいるのか …… 。突如、隠れていた家にドイツ兵が押し寄せてくる。
絶体絶命の状況の中、 “ 島野 ” は思いも寄らぬ行動に出る。彼の正体は、D機関員波多野だった …… 。
第04話 「 魔都 」
上海派遣憲兵隊に配属された本間英司軍曹は、着任早々、及川政幸大尉に呼び出される。
及川から、憲兵隊内部に潜む敵の内通者を捜査せよという命令を受けているそのさなか、爆発音が響き渡る。
爆破された及川の自宅を捜査する本間の元に、かつて日本で取調べを行った記者 ・ 塩塚蒴が現れる。
塩塚は、今回のテロ行為に草薙行人という活動家が関与しているとの情報を本間に伝える …… 。
第05話 「 ロビンソン 」
ロンドンで写真店を営んでいた伊沢和夫は、ある日突然スパイ容疑で拘束されてしまう。
執拗な尋問に耐える伊沢の前に現れたのは、
英国諜報機関のスパイ・マスターであるハワード・マークス中佐だった。
敵の罠に落ちた外交官によってD機関の一員であることが暴かれ、
自分が結城中佐に売られたことを悟った伊沢は、マークスに二重スパイとなる意思を示すが …… 。
第06話 「 アジア・エクスプレス 」
“ 協力者 ” モロゾフから機密情報を手渡したいという緊急連絡を受け、
D機関員である瀬戸礼二は満鉄の超特急あじあに乗車していた。
情報の受け渡しをしようと接触をはかるも、モロゾフはすでに殺されおり、
死体のそばには “ 吊るされた男 ” のタロットカードが残されていた。
暗殺者がソ連の秘密防諜機関スメルシュであることを知った瀬戸は、
機密情報が記された新聞を奪い返すべく、姿の見えぬ敵を追い始めるが …… 。
≪キャスト≫
結城中佐 : 堀内賢雄
三好 : 下野紘
神永 : 木村良平
小田切 : 細谷佳正
甘利 : 森川智之
波多野 : 梶裕貴
実井 : 福山潤
福本 : 中井和哉
田崎 : 櫻井孝宏
蒲生次郎 : 津田健次郎
佐久間中尉 : 関智一
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