幼き日の約束を果たす為、少年は塔の頂を目指す――
≪ストーリー・内容≫
【6話収録】
一人前の魔導士をめざして魔法学院に入学した少年ウィル。
努力家の彼には魔導師として致命的な弱点があった。
それは、“魔法がまったく使えない”こと。同級生や教師から冷たい視線を浴び、時にはくじけそうになりながらも、強い気持ちで邁進していくウィル。
杖は使えなくとも剣を執り、魔法至上主義の世界で戦い抜く。自分だけに与えられた力を信じて。そして、大切な人との約束を守るために――
■第一話「一振りの剣のように」
リガーデン魔法学院6年のウィル・セルフォルトは、 “筆記のみの優等生(ラーナー)”。
初歩的な魔法すら使えず、学院の落ちこぼれとみなに見下されている。
幼なじみのエルファリアとの約束を守るため、魔導士として最強の称号“至高の五杖(マギア・ヴェンデ)”を目指しているが、その道ははてしなく遠い。
ある日、いつものようにダンジョンでモンスターを倒して単位を稼いでいたウィルは、
自分を蔑む同級生のシオンたちが、本来であれば低層階(フロア)にいるはずのない強敵に襲われている場面に遭遇してしまう…。
■第ニ話「不屈のごとく」
学院内では、優等生のシオン・アルスターが強敵を倒した話題でもちきり。
しかし真の討伐者がウィルであることを、シオンと一部の教師たちだけは知っていた。
その事実を知ってもなお、教師のエドワルドは、魔法が一切使えないウィルの存在を認められずにいた。
かつて“至高の五杖(マギア・ヴェンデ)”に限りなく近づき、闇蛇(あんじゃ)と呼ばれ畏怖されている魔導士、エドワルド。
そんな彼が学院教師として、ウィルのみに特別な課題を用意する。
■第三話「Order & Watcher」
深窓の氷姫・エルファリアから学院全体への勅令(オーダー)が出た。
“フロスト・ウォーカーの氷核を採取せよ”という依頼に挑もうと、ルームメイトの魔工師ロスティが作ったマジックアイテムを手に、ウィルは討伐に向かう。
ダンジョン内で出会ったアイリスと共にダンジョンを進むウィルは、“探知(サーチ)”の魔法のかわりに知識と知恵、経験から“大物”の気配を探り当てる。
相手の弱点を熟知した戦い方をするウィルを見て、アイリスは驚嘆する。
■第四話「大祭前夜」
ウィルの友人コレット・ロワールやシオンは実技試験に軽々と合格。
そして学年トップ3であるリアーナ・オーウェンザウス、イグノール・リンドール、ユリウス・レインバーグにいたってはすでに1万を超える単位を取得していた。
一方のウィルは卒業に必要な単位数すら満たしておらず、塔からスカウトが押しかける魔導大祭では活躍も見込めない。
そんな大祭を控えたある日、ウィルがアルバイトをするドワーフ族ジーナの居酒屋に、ユリウスがやってくる。
■第五話「号砲を上げよ」
ドワーフたちの名誉を賭け、ユリウスと戦う決意をしたウィルはコレット、シオンと小隊を組んで魔導大祭へ出場する。
大祭当日、エルフが魔法で作り出す5つのフィールドを舞台に、3人1組で祭壇の王冠を奪い合う競技「奪冠(クラウン・アタック)」で勝負することに。
コレットの魔法に自身の驚異的な膂力をかけ合わせて順調に進んでいくウィルの様子に会場は騒然。
一方、コレットに頼まれて渋々ウィルのチームに加わったシオンは、ダンジョンでウィルに助けられた屈辱を抱え込んでいた。
■第六話「矜持と熱情の間」
大勢の観衆の前で、突然チームメイトのウィルに攻撃をしかけたシオン。ウィルに抱いていた複雑な思いが競技中に爆発してしまったのだ。
目標に向かってひたすらに突き進むウィルの視界に、自分は入っていない。
その悔しさを魔法に込めるシオンを見て、ウィルは初めてシオンの想いに気づく。
ウィルの小隊が競技に復帰した頃、ユリウスのチームは王冠まであと一歩のところにいた。
≪キャスト≫
ウィル・セルフォルト:天﨑滉平/エルファリア・アルヴィス・セルフォルト:関根明良/コレット・ロワール:天野聡美/シオン・アルスター:水中雅章/ユリウス・レインバーグ:柿原徹也/
リアーナ・オーウェンザウス:Lynn/イグノール・リンドール:河西健吾/アイリス・チャーチル:大久保瑠美/キキ:いなせあおい/ワークナー・ノーグラム:関 智一/
エドワルド・セルフェンス:遊佐浩二/コルドロン・アヌーブ:鈴木れい子/キャリオット・インスティア・ワイズマン:福山 潤/ゼオ・トルゼウス・ラインボルト:古川 慎/エルノール・リヨス・アールヴ:雨宮 天
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