大人気作、待望の第二弾!30秒で泣ける切ない別れの超短編
さよなら。でも、この人を好きになってよかった。
――140字で綴られる、出会いと別れ、そして再会。(以下、本文『別れの挨拶』引用)
「またね」それが彼とお決まりの挨拶だった。また次の機会にね、そんな意味を込めて。
互いに進路が変わっても、恋人ができても、いつだって次があると思ってた。
でも。「ずっと好きでした」「ごめん、俺結婚するんだ」一歩踏み出そうとした日、彼との距離を誤って。
その日最後の挨拶は「さようなら」
関連ワード:
冬野夜空 /
スターツ出版